レッドソックス沢村拓一投手(32)が、オープン戦3試合の登板で1回を1安打無失点、1四球1奪三振と好投した。8-2の5回に3番手で登板。いきなり先頭のアロザレーナに二塁打を許すも、続く2打者は二飛と投ゴロ。5番ブロッソーには四球を与えたが、最後は6番ローを空振り三振に仕留めた。

コーラ監督は試合後のオンライン会見で、沢村について「とても良かった。カウントを有利に進めていたし、いいスライダーや速球もあった。とても投げやすそうだった」と評価した。

また、四球後に女房役のバスケスがマウンドに向かった際、通訳の山口氏もベンチから出て2人の会話を補助する場面があった。公式戦では通訳が単独でマウンドに向かうことは認められていない。コーラ監督によると、山口氏の参加はバスケスの提案によるもので「これもオープン戦の良いところ。通訳を通じてサインの確認をし、お互いの考えを共有できた。有益な日だった」とコメントした。