DHを解除し「2番投手」の“リアル二刀流”で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、初回の第1打席で今季2号となる先制ソロを放った。

相手先発シースの初球、97マイル(約156・1キロ)の高め直球を捉え右中間スタンドへ。MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」によると飛距離451フィート(約137メートル)、打球速度115・2マイル(約185・4キロ)でともに自己ベストを更新。また、スタットキャストが導入された15年以降、投手による打球では最速を記録。これまでの最速はバムガーナー(ダイヤモンドバックス)の112・5マイル(約181・1キロ)だった。

なお、1回表には投手で球速100・6マイル約(161・9キロ)を記録。ESPNによれば、これは今季の先発投手で最速。また、打球速度は野手を含めた今季の本塁打で最速だという。