エンゼルス大谷翔平投手(26)が「2番投手」で出場し、投打で躍動した。

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この日の大谷の主な記録とデータは以下の通り。

◆史上初 ア・リーグにDH制が導入された73年以降、投手がDH解除で先発し本塁打を放ったのは史上初(エライアス調べ)。同年以降、DH解除で打順に入った7人目の投手。ナ・リーグでは16年、2度のシルバースラッガー賞にも輝く左腕バムガーナー(ジャイアンツ)がアスレチックスとの交流戦で9番に入り4打数1安打、勝利投手にもなった。

◆今季ダブル最速 先発投手として今季メジャー最速の101・1マイル(約162・7キロ)、打者で同最速115・2マイル(約185・4キロ)の打球速度をマーク。STATCASTデータ。

◆近代史上2人目 1901年以降の近代野球で「2番投手」で出場したのは2人目。1903年のジャック・ダンリービー(カージナルス)以来118年ぶり。(MLB公式データ)

◆同一試合で初 STATCAST導入以降、同一試合で少なくとも時速110マイル以上の打球を放ち、100マイル以上の球を投げたのは初。(同)

◆53年ぶり ア・リーグの投手が1回に本塁打を放ったのは68年8月26日、オリオールズのデーブ・マクナリー以来。(同)