エンゼルス大谷翔平投手(26)が、今季初めて代打で出場し、結果は死球だった。

2点を追う8回無死一、二塁のチャンスで8番のスズキに代わり、打席に入った。5番手のスミスの2球目、内角への77・5マイル(約125キロ)スライダーが右足に当たり、死球となった。

大谷は不服そうな表情で数秒間、スミスの顔をじっと見ていた。アストロズの捕手マルドナドもピリピリした空気を感じ取ったのか、大谷の後を追うように歩いていたが、何事もなく収まった。

その後、同点としてなお1死一、三塁の三塁走者で、2番ウォルシュの一塁ゴロの間に快足を飛ばしてホームに生還。好走塁で滑り込み、貴重な勝ち越し点を奪った。

さらに1点追加し、この回4得点で逆転。9回に1点を返されたが、逃げ切って3連勝。チーム成績を4勝1敗とした。