メッツと10年の契約延長を結んだフランシスコ・リンドア内野手(27)の今季支払われる給与が、MLB最高額であることが明らかになったと、8日付のスポルティコが伝えた。

リンドアの契約延長は10年総額3億4100万ドル(約375億円)。そのうち今季の基本年俸は2230万ドル(約24億5000万円)だが、今季中に支払われる契約ボーナスが2100万ドル(約23億1000万円)と高額になっており、合計で4330万ドル(47億6000万円)が支払われるため1位となった。2位はドジャースのバウアー投手(ドジャース)で、3800万ドル。

契約ボーナスが厚くなっているのは税金が影響しており、米国では基本年俸にかかる税金は試合が行われる州や市、契約ボーナスにかかる税金は選手の居住地での納付となる。リンドアが住んでいるフロリダ州には、州税がないという。契約ボーナス2100万ドルは、MLBではハーパー外野手(ナショナルズ)、トラウト外野手(エンゼルス)、マチャド内野手(パドレス)の2000万ドルを抜き、最高額となる。