エンゼルス大谷翔平投手(26)が2本の適時二塁打を含む5打数3安打3打点の活躍で、チームの大勝に貢献した。7回2死二、三塁の場面では、内角寄りの高め直球を引っ張り、今季メジャー最速の打球速度119マイル(約191・5キロ)をマークした。試合後、好調の打撃と右手中指のマメの状況について明かした。

-右翼線へ打球速度119マイル(約191・5キロ)の二塁打を放った

しっかり下半身で振らないと、ああいう打球は打てないのかなと思うので、去年だったら引っ張り切れていないのかなという感じかなと思います。

-好調のバロメーターになるか

ドライブ打球なので、もちろん出やすいというのはあると思うんですけど、ベストはもうちょっと角度のある打球だったのかなと思います。

-今日は試合前の打撃練習を屋外ではやらなかった。調子を維持するためにどういう意識で日々、取り組んでいるか

もちろん外でやるのも大事だとは思うんですけど、今の状態だとそこまで、むしろいらないのかなという感じかなと。中で自分のやりたい動きだけできて、確認できればいいかなと思ってやってます。

-それだけ手応えがある打席が多いということか

というより、その時の自分に必要な練習をしたいなと思っているので。外で打つともっともっと飛ばしたいとか、なってくるので、そうなると余分な動きが出てきたりとか、振れていないという時にはもちろん外で打つことも大事だとは思うんですけど、今の状態だとそこまで必要ないのかなと思ってます。

-4月4日のホワイトソックス戦以来のブルペン投球。右手中指のマメの状態はどうだったか

指はそんなに気にはならなかったかなと思いますね。ただ、軽めというか、そんなに強くは投げていないので、次のブルペンで投げた後、反応を見てという感じかなと思います。

-どれくらいで完治して、次の登板はいつくらいになると思うか

実戦で100%投げた時の指のかかりではないと、しっかりマメが強くならないので、それは試合の中でやっていくしかないかなと。ブルペンだとあまりそこまでの強度で投げられないので、試合の中でまた作っていくという感じかなと思います。

-試合には早く投げたい

ブルペンで良かったらすぐ試合で投げたいと思ってますし、もちろん、試合で投げないと意味がないので、早く戻れるように調整したいなと思ってます。とりあえず、試合に近い強度でブルペンで投げて、問題なければという感じかなと思います。