ここまで5連敗のツインズは、「左翼1番」で先発したルイス・アラエス選手が3つのポジションをこなすなど奮闘し、久々の勝利をつかんだ。一方のレッドソックスは連勝が9でストップした。MLB公式サイトが伝えている。

2回に適時2点打でチームに先制点をもたらしたアラエスは、この日4安打を記録。守備では左翼でダイビングキャッチを見せて仲間を鼓舞し、その後三塁と二塁を守るなどマルチな才能を見せた。1試合で3つのポジションを守り4安打をマークしたのは、1993年のテリー・ジョーゲンセン以来、球団史上2人目。

ロッコ・バルデリ監督はアラエスを「チームのためになんでもやってのける選手。求められていることすべてに応えようとしてくれている。稲妻のような存在だ。1人の人間として、選手として、常に前向きだ」と称賛。

アラエスは「厳しい1週間だったけど、今日は勝つことができた。良いスタートを切れたと思う。まだまだ多くの試合が残されているから、前進を続け、懸命にプレーしていかなくてはね」とコメントしている。