ツインズ前田健太投手(33)が、5回2/3を投げてソロ本塁打3本を含む8安打5失点と打ち込まれ、2敗目(1勝)を喫した。

初回に2点の援護を受けながら、1回に3番ラミレス、2回に5番レイエスにソロ本塁打を浴び、同点に追い付かれた。3回にも1失点。4、5回は無失点に封じたものの、同点で迎えた6回2死からレイエスに2本目のソロ本塁打、二塁打を浴びたところで交代を告げられた。救援投手が二塁走者をかえしたため、前田は5失点となった。

試合後は「少しずつ良くなってましたが、本塁打を打たれてしまった。他の球種の選択肢もあったかなと思う。迷いながら投げた球を一発で仕留められてしまいました」と悔しさをのぞかせた。

開幕投手を任されながら、4月は1勝止まり。チームも4連敗で借金「8」と苦しい戦いが続いており、試合後にはチームミーティングが行われた。

「本塁打以外のアウトの取り方も良かったですし、とにかく粘り強く投げていくしかない。今は我慢の時だと思います」と、うつむくことはしなかった。