通算667本塁打を誇るエンゼルスのアルバート・プホルス内野手(41)が、肉食からシーフード中心の食生活に変更したことで、体の状態が改善されたことを明かした。

28日(日本時間29日)のレンジャーズ戦は休養のため欠場したが、今季19試合の出場で主に一塁手として活躍。打率こそ2割2分4厘だが、5本塁打、12打点で勝負強さを発揮している。

メジャー21年目のベテランを支えているのは食生活の改善だった。2年前、好きな肉食を断ち、魚中心の食事に切り替えたという。「1週間やってみたらすごくいい感じで、エネルギーも出てきて、よく眠れるようになった」と効果を実感。「去年、いい結果が出たんだ。(体の)炎症もなく、どれだけいい感覚を得られたか。ここ2年半で何の手術もなく、完璧な健康体でいられた」と明かした。

引退後の野球殿堂入りが確実視されるレジェンドで、メジャー歴代5位の通算本塁打数や、同3位の2112打点など、数々の記録を打ち立てている。現在ではある程度、肉を食べるようにはなったが、「できるだけ避けている」という。41歳になってもパワーあふれる打撃は、シーフード中心の食生活が支えている。