MLB(大リーグ機構)は4月30日(日本時間5月1日)、インディアンスやブルージェイズなどで活躍し2011年に野球殿堂入りしたロベルト・アロマー氏(53)が女性に性的な不適切行為をしたとしてコンサルタント職を解任し、不適格者リストに入れたと発表した。またブルージェイズも、背番号「12」を永久欠番にするなど良好だった同氏との関係を解消すると発表した。

アロマー氏は、14年に不適切行為をしたとして内部告発され、MLBが外部調査機関に依頼し調査を進めていた。マンフレッド・コミッショナーは声明で「アロマー氏はMLBの規約に違反したと結論を出した」としている。一方、同氏は自身のツイッターに「失望し、驚き、落胆しているが、MLBの決定を理解している」と投稿した。

アロマー氏はメジャーで球宴に12度選出され、17年間で通算2724安打、打率3割、210本塁打、1134打点をマーク。二塁手としてゴールドグラブ賞を10度受賞した。