エンゼルス大谷翔平投手(26)が、5日(日本時間6日)のレイズ戦に先発することとなった。4日(同5日)、マドン監督が「彼は明日、投げる」と明かした。球数などの制限については「ない。非常にいい状態のようだ。昨日も感覚は良かった。彼は明日投げることを強く希望していた」と話した。

大谷はこの日の試合前、ブルペン入りで調整を行った。ルーティンの壁当てを約10分間、その後は短い距離でキャッチボールを行い、ブルペンのマウンドへ。立った捕手に対して3球、座ってから16球、変化球を交えて状態を確認した。

「2番DH」で出場した2日(同3日)のマリナーズ戦、1回1死の第1打席で左腕シェフィールドの内角高め直球が右肘に直撃。この死球の影響で翌日3日の先発予定が急きょ変更となった。3日の試合前に続き、この日もスローイングの際の影響を再度確認。順調な調整を見せていた。

また、投球練習を終えた後は、レイズ側のベンチに向かい、筒香嘉智内野手(29)にあいさつ。持っていたバットを手渡し、2~3分、談笑した。