かつてメッツで活躍し、現在はオリオールズでプレーする右腕マット・ハービー投手が、3年と9日ぶりにメッツの本拠地シティフィールドのマウンドに。その彼をメッツファンたちは温かい拍手で迎えた。

ハービーはメジャーデビューの2012年から18年途中までメッツに在籍。15年には13勝8敗、防御率2・71の活躍を見せた。だがその後は不本意なシーズンが続き、18年途中にレッズへトレードされ、エンゼルス、ロイヤルズと渡り歩いて今季からオリオールズに所属している。

「この球場ではいいことも悪いこともたくさんあった」と振り返るハービーは、スタンディングオベーションを受けて「ファンたちはとても素晴らしいものを自分に与えてくれた。涙をこらえていたよ」と感謝していた。

なお試合では、ハービーは5回途中7失点でノックアウト。今季3敗目(3勝)を喫している。(AP)