野球の東京オリンピック(五輪)米大陸予選の2日目が1日(日本時間2日)、米フロリダ州で行われ、グループAの米国が2連勝で決勝ラウンド進出を決めた。グループBはベネズエラとカナダが同じく2連勝で決勝ラウンド進出。キューバは1次ラウンド敗退となり、野球が五輪の正式種目となった92年以降では、初めて出場を逃した。

米国はドミニカ共和国に8-6で逆転勝利。4-5の6回に1番ウィリアムズの2点三塁打などで逆転し逃げ切った。同グループのニカラグアはプエルトリコと対戦し、延長10回タイブレークの末に7-6で勝利。決勝ラウンドは米国と、2日に行われるドミニカ共和国とニカラグア(ともに1勝1敗)の勝者が進出する。プエルトリコは2連敗で敗退した。

グループBはベネズエラがコロンビアに3-2でサヨナラ勝ちし、カナダがキューバに6-5で競り勝った。ベネズエラとカナダはともに2連勝で決勝ラウンド進出が決まり、2連敗のキューバとコロンビアは敗退が決まった。

米大陸予選は8チームが参加し、1位通過チームが五輪出場権を獲得。2、3位チームは最終予選に回る。各グループの上位2チームが決勝ラウンドに進出し最終順位を決める。