「2番投手」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(26)が、右膝の自打球で痛みを抱えた直後のマウンドで160キロをマークした。

3点リードの3回2死二、三塁。3番カブレラに対し、初球でこん身の直球を投げ込んだ。球速は99・6マイル(約160キロ)。高めに外れてボールとなったが、その後も全球98マイル(約158キロ)前後の直球で押し、最後は98・5マイル(158・5キロ)の内角直球で空振り三振。ピンチを脱した。

直前の攻撃の3回2死一塁の第2打席では、2球目のファウルが右膝に直撃し、痛みに声を上げた。その後、右中間に適時二塁打を放った際には右足の痛みを気にしながらランニング。3番レンドンの中前打で生還後に、ベンチで右膝の状態をチェックしていた。