MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナー(62)が23日、物議を醸している粘着物質取り締まりについて「ここまで、満足している」と問題がないことを強調した。

取り締まりは21日から開始され、翌日にはナショナルズの先発右腕マックス・シャーザー(36)が4回の投球中に3度目のチェックを受け憤慨する騒動が起こった。だが同コミッショナーはジ・アスレチックのインタビューに「私の見解では、最初の2日間は非常にうまくいったと思う。違反者の退場処分はなかった。選手はみんな、大変協力的だ。実際の取り締まりは、イニングの合間に素早く行われている」とコメントした。

シャーザーの騒動については「その出来事については、喜ばしいことではないと理解している。だがたった1つの出来事だ。ほとんどのケースで、もめごとは起こっていない」と見解を述べた。この新ルールについて多くの投手から批判され、メディアでも批判的論調が多いことには「この問題について話すことは、やぶさかではない。もし電話をくれれば、話に応じる」とも語った。