「2番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、日本人最多タイとなるシーズン31号ソロ本塁打を放った。3回1死の第2打席、右腕エシェルマンのスライダーを捉え、中越えへ運んだ。

約140メートルの特大弾は、04年のヤンキース松井秀喜と並ぶ日本人最多タイの31号ソロ。試合後、「小さい頃から見ていた、憧れていた選手に並べたのはすごい、うれしいことだなと思います。ただ、まだ前半なので1本1本、前回から言っている通り、積み上げていけたらなと思います」と振り返った。

またこの日、球宴の選手間投票で投手として選ばれ、オールスター史上初めて投打の二刀流で選出された。「初めてなので、まずは楽しみたいなと。ホームランダービーもあるので、全体的に楽しめたらなと思ってます」と胸を躍らせた。

球宴には岩手・花巻東高の先輩でマリナーズ菊池雄星投手(30)、日本ハム時代の先輩でパドレスのダルビッシュ有投手(34)の出場も決まった。大谷は「率直にすごいうれしいですし、高校の監督も喜んでくれるのかなと思う。実際にダルビッシュさんとは対戦したことがないので、してみたいなというのが率直なところ。自分らしいスイングができればいいかなと思ってます」とコメントした。