エンゼルスのジョー・マドン監督が、期待の有望株であるブランドン・マーシュ外野手(23)について、その冷静さを評価した。MLB公式サイトが伝えている。

若手有望株を特集した「MLBパイプライン」でエンゼルスのナンバーワンプロスペクトとされたマーシュは、18日のマリナーズ戦でメジャーデビュー。この日は4打数無安打に終わったものの、翌19日のアスレチックス戦ではメジャー2戦目にして4打数3安打1打点をマークした。初安打の際にはベンチの同僚たちが拍手で祝い、打ったボールは“記念”としてダグアウトまで戻された。

マドン監督は「彼のプレーと言えば、冷静さが特徴。遠目からでもそれが分かるくらいだ。なめらかな動きで落ち着きを見せ、決して慌てることがない」とコメント。スイングであれ、ランニングであれ、スカウトならその動きに魅了されるとし「彼もまた、野球に関し高いIQの持ち主だ」と称えた。

マーシュ自身は「ものすごいプレッシャーがあったけど、これで肩の荷が下りた。最高の気分だ」と語っていた。