ヤンキースのアンソニー・リゾ内野手(31)が、球団史上初のチームデビュー戦から6試合連続打点を記録した。

7月29日のトレード期限前日にカブスから加入したリゾは「2番一塁」で出場し、4回に先発右腕ハービーから右中間スタンドへソロ。ヤンキースで初出場した同30日のマーリンズ戦から6戦連続打点とした。これで移籍後は打率4割、3本塁打、6打点、OPS1・369。カブスでの成績を含めると打率2割5分7厘、17本塁打、46打点、OPS・827となった。

記録会社「STATS」によると、チームデビュー戦から6試合連続打点を記録したのは、メジャー全体でも77年にジャイアンツからカブスに移籍したボビー・マーサーの7試合連続以来、44年ぶりだという。リゾは「トレード期限で移籍して、すぐに成功できたのは間違いなく格別。決して当たり前のことだとは思わないよ」とコメントした。

ヤンキースはこれで58勝49敗となり、首位レイズに6ゲーム差、ワイルドカード圏内のアスレチックスまで2ゲーム差となった。