ヤンキースは5日、ゲーリー・サンチェス捕手(28)が新たに新型コロナウイルス陽性になり負傷者リストに入ったと公表した。

今週に入って先発右腕コール、先発左腕モンゴメリーも陽性になっており、オールスター以降ではジャッジ外野手、ウルシェラ内野手、ヒガシオカ捕手、救援左腕ペラルタ、救援右腕ロアイシガと、選手だけで8人が陽性。球団内の感染連鎖が止まらない危機的状況に陥っている。

サンチェスは4日の試合後に体調不良を訴え、5日に簡易検査を受けた結果、陽性が判明。現在、より正確な検査の結果を待っているという。ヤンキースは選手の85%以上がワクチン接種を済ませており、陽性となったジャッジやコールらも接種済みだったという。

ヤンキースは7月27日から8月1日まで新規感染者が急増しているフロリダ州に遠征しており、ブーン監督は「フロリダに行ったことが、影響した可能性がある。しかし誰がいつどこで感染したのか、把握するのは難しい」と話した。