米大リーグのドジャース傘下3Aオクラホマシティーから自由契約となった筒香嘉智外野手(29)がパイレーツ入りすることが決まった。「このたび、ピッツバーグパイレーツに移籍することになりました。ここまでお世話になったドジャースの皆様への感謝の気持ちとともに、新たな地、新たな仲間と野球ができる喜びを実感しています。パイレーツでも自身ができることに集中し、チームに貢献できるようベストを尽くします」とコメント。パイレーツはナ・リーグ中地区の最下位に低迷。秋山翔吾が所属するレッズが2位につけている。

筒香は19年オフにDeNAからポスティングシステムを利用して2年1200万ドル(約13億2000万円)でレイズと契約。2年目の今季は開幕から不振が続いて5月11日に戦力外となり、同15日にド軍に移籍。6月9日に右ふくらはぎの張りで負傷者リスト入りし、そのままメジャー40人枠から外れた。今季年俸700万ドル(約7億7000万円)の大半はレ軍が負担する。

メジャーでは今季38試合で打率1割5分5厘、0本塁打、7打点。マイナーでも43試合で打率2割5分7厘、10本塁打、32打点と苦しんだが、7月には打率2割8分、5本塁打、16打点と調子を上げた。8月に入ってからも10試合で打率3割8分7厘、2本塁打、11打点と好調を維持し、昇格へアピールを続けていた。