MLBと選手会が、スポーツカード会社大手のトップス社との契約を終了し、スポーツ関連グッズ販売を手掛けるファナティックス社と独占契約を結んだと19日、ESPNなど複数の米メディアが報じた。

選手会とトップス社とのライセンス契約は22年に終了し、23年からファナティックス社と独占契約。MLBはトップス社と25年まで契約しているため、MLBとの契約は26年からとなる。MLBと選手会はそれぞれが独自でライセンス契約を結んでおり、選手会は現在トップス社とパニーニ社、MLBはトップス社のみと契約しているため、パニーニ社は球団ロゴが使用できないなどの制限がある。

契約の金額は不明だが、選手会の内部文章によると、これまでに結んだ契約の10倍以上だという。選手会はトップス社からライセンス料として昨年は2040万ドル(約22億4000万円)を受け取っている。また、MLBの他にNBAとNFLの選手会もファナティックス社とのライセンス契約に合意したと報じられている。