「2番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、43号3ランを含む4打数2安打3打点と活躍した。

6回無死一、二塁の第3打席、左腕アラードのカットボールを捉え、右中間に運んだ。本拠地でのシーズン25本塁打は00年のトロイ・グロースを抜く球団新記録となった。

8回1死の第4打席は右前へのクリーンヒットで13試合ぶりのマルチ安打をマーク。その後、二盗を試み、一度はセーフの判定も、勢い余って二塁ベースから離れてタッチアウトとなった。

前日に自身メジャー最多の117球を投げ、翌日に3ランを含む2安打3打点。マドン監督は「120球くらい投げて、翌日はどこか痛いはずだ。だけど、彼はそんなそぶりを全く見せなかった」と声のトーンを上げて明かし「この若い青年の素晴らしいパフォーマンスを見逃さないで」と訴えた。