エンゼルス大谷翔平投手(27)が、米国のニュース雑誌タイムによる2021年の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。15日、同誌が公表した。

「ICONS(象徴)」、「LEADERS(指導者)」、「ARTISTS(芸術家)」など6つのセクションに分かれ、大谷は「ICONS」の部門でテニス選手の大坂なおみ(23)らとともに選出された。

14度のオールスター出場を誇るアレックス・ロドリゲス氏(46)の推薦で論評が掲載され、同氏は「全てのユニークな才能を1人に含めるとしたら、ショウヘイ・オオタニになるだろう」と二刀流のパフォーマンスを評価。「彼はブライス・ハーパー(フィリーズ)のようなパワー、投手ならマックス・シャーザー(ドジャース)、そしてトレー・ターナー(ドジャース)のようなスピードがある」と多才ぶりを表現した。

同誌は毎年、「世界で最も影響力のある100人」を発表しており、今年の「LEADERS」ではジョー・バイデン米大統領や、前大統領のドナルド・トランプ氏などが選ばれている。また「INNOVATORS(革新者)」部門では、日本人で建築家の隈研吾氏が選ばれた。