エンゼルス大谷翔平投手(27)が、15日に発表された米誌タイムの「世界で最も影響力がある100人」に選ばれた。毎年恒例の同企画で大谷はアイコン(象徴)部門で選出。同部門では他に女子テニスの大坂なおみ、米歌手のブリトニー・スピアーズ、イギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃らが選ばれている。

選出を果たした人物には有識者による紹介文が添えられるが、大谷の紹介文は「Aロッド」こと元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏(47)が担当。「誰も見たことがない驚異的なシーズンを送っている。マウンドでのスキルと打席での破壊力は前代未聞」と書き出し「全てのユニークな才能を1人の選手に集めたら大谷になる。ブライス・ハーパーのパワー、マックス・シャーザーのピッチング、そしてトレイ・ターナーのスピードを併せ持つ」と称賛。また「彼はグラウンド上で素晴らしいだけでなく、グラウンドを離れても紳士的。彼のチームメートからは良いことしか聞かない」と人柄もたたえ「私は彼の大ファンだ。ここに選ばれる価値は十分にある。どのようにシーズンを終えるか楽しみ」と結んだ。