パイレーツ筒香嘉智外野手(29)が20日(日本時間21日)、敵地レッズ戦に「2番右翼」で出場し、5日以来12試合ぶりとなる8号先制ソロ本塁打を放った。初回の第1打席。故障離脱中のレ軍秋山がベンチで見守る中、右腕グティエレスの初球、約152キロの速球を弾丸ライナーで右翼席へたたき込んだ。3回無死一、二塁の第2打席には中前適時打。4打数2安打2打点と底力を発揮した。

スタメンから外れた前日は、代打で凡退したため、12試合連続出塁でストップしたものの、パ軍移籍後は打率3割6厘、出塁率3割9分4厘。メジャー1年目の昨季の8本塁打に、移籍後31試合目で並んだ。5点のリードを守れず、逆転負けを喫した一方、シェルトン監督は「引き続き安定して、いいスイングをしている」と、筒香への信頼感を口にしていた。