MLBは、ブルージェイズの救援ライアン・ボルッキ投手に対する出場停止処分を2試合に軽減。同選手は24日のツインズ戦から2試合にわたって処分に従うこととなった。

ボルッキは22日のレイズ戦でケビン・キアマイアー外野手に対して故意に死球を当てたとして、退場処分を受けていた。23日にリーグから3試合の出場停止と罰金処分が科され、異議申し立てを行っていた。

ブルージェイズ-レイズとのシリーズではこの退場劇の前々日の試合で、得点機にキアマイアーが本塁生還を試み、ブルージェイズのアレハンドロ・カーク捕手と交錯。同捕手がリストバンドに入れていたスカウティングレポートが地面に落ちた。その紙を拾ったキアマイアーが、返すのを拒んだという一件があった。

ボルッキは死球となった球について「外角低めに投げたかったが、手が滑って内角高めになり、うっかりぶつけてしまった」と釈明。相手のロッカールームで彼らがどう考えるかは彼らの勝手だが、特別な意図はなかったと述べた。(AP)