カージナルスは14日、2018年から同チームを率いてきたマイク・シルト監督を解任した。

ジョン・モゼリアク編成本部長は、シルト監督、コーチングスタッフ、フロントとの間の「哲学的相違」が理由だと説明。「チームの方向性について、私たちは同じ考えを持つことができなかった。言えることはそれだけ。契約は1年残っているので来季も彼で進めることはできたが、新シーズンでフレッシュなスタートを切るために今離れるべきだと内々で決断した」と述べた。

モゼリアク編成本部長は2003年にシルト氏をスカウトとして雇用。同氏はその後、選手育成や複数のマイナーチームに携わり、18年途中に暫定監督に就任し、翌年に正式監督となった。監督経験はなかったが、19年から3年連続でポストシーズン進出を果たし、19年にはナ・リーグの年間最優秀監督に選ばれている。(AP)