今季ア・リーグで首位打者となったアストロズのユリエスキ・グリエル内野手(37)が、来季も同球団でプレーすることになった。MLB公式サイトが伝えている。

昨年9月にアストロズと1年の再契約を結び、22年については球団オプションとなっていたグリエル。今季はレギュラーシーズン143試合出場で打率3割1分9厘、15本塁打、81打点、キャリア最多の59四球という成績を残し、球団史上2人目となる首位打者に輝いた。ゴールドグラブ賞の一塁手部門でも最終候補者に残っており、ポストシーズンでは16試合で打率3割1分1厘、1本塁打、10打点を記録した。

グリエルは4日、ツイッター上で「チームから来季もアストロズの選手だと伝えられた。この報告ができて嬉しく、光栄に思う。ヒューストンに来年も戻るよ。頑張っていこう!」とコメント。来季に向け気合いを込めた。

グリエル、ホセ・アルトゥーベ、カルロス・コレア、アレックス・ブレグマンのアストロズ内野手勢は、今季ワールドシリーズ第6戦で、揃ってキャリア73試合目のプレーオフを経験。アルトゥーベとブレグマンはすでに契約延長にサインしているが、コレアはフリーエージェントとなっており、動向が注目されている。