暗号資産(仮想通貨)取引所のFTXが16日(日本時間17日)、エンゼルス大谷翔平投手(27)と長期的なパートナーシップを結んだことを発表した。今後は大谷をグローバル・アンバサダーとして、FTXブランドやデジタル資産への認識を世界規模で高めていくという。

創設者兼CEOのサム・バンクマン=フリード氏(29)は資産3兆円を超えるとされている。同氏は「ショウヘイは野球界において短期間でそれを超越した存在となり、デジタル資産へのサポートを組み合わせることで、パートナーシップを結ぶことにつながった。野球以外で、彼は世界のコミュニティーを改善することにも情熱を持っており、それは彼とFTXの共通のこと。ショウヘイと、さまざまな慈善活動で協力できることをうれしく思っている」とコメントした。

FTXはMLBとMLB選手会のオフィシャルパートナーでもあり、今年のポストシーズン(PS)では飛距離425フィート(約130メートル)以上の本塁打ごとに、1万ドル(約115万円)を寄付。ワールドシリーズでは10万ドル(約1150万円)に上げ、PSで合計55万ドル(約6325万円)を寄付したという。