米大手代理人事務所ワッサーマンは22日(日本時間23日)、ポスティングシステムでの大リーグ移籍を目指す広島鈴木誠也外野手(27)と契約したことを発表した。公式ツイッターでは英語で「日本のベストがMLBに来る。セイヤ・スズキをチームワッサの一員に迎えることに興奮しています!」、日本語では「鈴木誠也選手、チームワッサーマンへようこそ!」と投稿した。

ワッサーマンは米ロサンゼルスに本社を置き、1998年からマネジメント業務をスタート。2006年にヤンキース松井秀喜外野手らの代理人を務めたアーン・テレム氏を迎え、エージェント業務に本格参入した。現在は大リーグ、NBA(バスケットボール)、NFL(アメリカンフットボール)、サッカー、アーティストなどで手広く、有名選手や著名人の代理人を務めている。

日本選手ではパドレス・ダルビッシュ有投手(35)、ツインズ前田健太投手(33)、パイレーツFAの筒香嘉智外野手(29)、NBAウィザーズの八村塁(23)らと契約している。

◆ワッサーマン スポーツマーケティングとタレントマネジメント会社として1998年に米ロサンゼルスで創設され、世界的スポーツマネジメント会社として成長を遂げた。06年にヤンキース松井秀喜外野手らの代理人を務めたアーン・テレム氏を迎え、MLBとNBAの代理人業務で強力な体制を確立。この他、NFL(アメリカンフットボール)、サッカー、ゴルフ、アーティストなどで手広く有名選手や著名人の代理人を務める。同社に所属しパドレスのダルビッシュやパイレーツFAの筒香の代理人も務めるジョエル・ウルフ氏は今年、米経済誌フォーブスの「世界のパワフル代理人50人」で7位に入っている。