MLBは23日、今季の「オールMLBチーム」を発表し、エンゼルス大谷翔平投手(27)が大方の予想通りDHでオールMLBのファーストチームに選出された。

MLBネットワークの発表特番では、DH部門が番組のトップバッターで発表。解説者として出演した元パドレス内野手のヨンダー・アロンソ氏が「彼は毎年のように、常に進化している。それが彼がMVPに選ばれた理由でもある」と話すと、野球ジャーナリストで解説者のトム・バーデュッチ氏は「彼は非常に高い野球IQを持っていると思う。フィールドですべてのことをやってのける」と解説。スタジオの解説陣も文句なしの選出と称賛した。

大谷は今季、打者として155試合に出場し、打率2割5分7厘、ア・リーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁をマーク。今オフは満票でMVPに輝き、シルバースラッガー賞、選手間投票による「プレーヤーズ・チョイス」賞、コミッショナー特別表彰など各賞を総なめしている。