2015年にロイヤルズのワールドシリーズ制覇に貢献した右腕ウェード・デービス投手(36)が24日、代理人を通じて現役引退を表明したことをロイヤルズが発表した。

2009年にレイズでメジャーデビューしたデービスは当初、先発としてキャリアを積んで2年連続2ケタ勝利をマークしたが、ロイヤルズ移籍2年目の14年からはリリーフひと筋に。15年は69試合に登板して8勝1敗17セーブ、18ホールド、防御率0・94の活躍でロイヤルズの優勝にひと役買った。

この年からカブスへ移籍した17年までは3年連続でオールスターに選出。ロッキーズでプレーした18年には43セーブでタイトルを獲得した。ロイヤルズへ復帰した21年は40試合の登板で0勝3敗2セーブ、防御率6・75。通算成績は557試合に投げて63勝55敗141セーブ、防御率3・94だった。(AP)