BC・茨城からドジャースに入団が決まった松田康甫投手(23)について、ロサンゼルスの地元メディアも17日付で伝えた。

ロサンゼルス・タイムズ紙のジャック・ハリス記者は「23歳右腕は、96マイル(約155キロ)を投げると伝えられているが、昨年7月にトミー・ジョン手術も受けている」と紹介。ドジャース専門情報サイト「ドジャース・ネーション」も契約を伝えるとともに松田の詳細を紹介し「トミー・ジョン手術を受け、マイナーではすぐには投球できない可能性が高く、今季は投げられない可能性もある」とした上で「(将来性を買った)非常にドジャースらしい契約」と伝えた。

ドジャースは、25歳未満の海外FAとの契約解禁日となった15日にベネズエラやドミニカ共和国出身者を中心とする選手30人との契約を発表。伝わっている契約は、松田で31人目となる。海外FA選手との契約金枠は上限があり、ドジャースは今季、全30球団の中でも最も低い約464万ドル(約5億1000万円)。この金額で31選手の契約金をまかなうこととなる。