かつてマリナーズでブルペンコーチなどを務めたブライアン・デルナス氏が、腎臓病で亡くなったことが分かった。46歳だった。MLB公式サイトが18日に伝えている。

デルナス氏は2018年から20年まで、マリナーズでブルペンコーチや投手育成・戦術部門の責任者を務めた。昨年はメッツの特別プロジェクトコーディネーター職にあった。

マリナーズは「われわれは元コーチのブライアン・デルナス氏の訃報を受け、悲しみに包まれています。奥様やお子様をはじめとするご家族、悲報に接した野球関係者にお悔やみを申し上げます」との声明を発表した。

デルナス氏は2007年から09年までミズーリ大学で投手コーチを務め、今年、同職に復帰していた。また、メジャーと大学野球を対象とする投手トレーニングセンターをセントルイスに共同設立するなど、投手の育成に尽力していた。