MLB公式サイトが13日、「抜けそうで抜けない」記録を特集し、イチロー氏がマリナーズ時代に挙げた1シーズン262安打などを紹介した。

同サイトは特集のトップにオリオールズ時代のカル・リプケン氏が記録した2632試合連続出場を挙げ、その次にイチロー氏の記録を掲載。「イチローほどさまざまな方法でファンを興奮させた選手はほとんどいない」とし「打席でのバットコントロールとタイミングは非の打ちどころがなかった」と、そのインパクトをつづった。

さらに、イチロー氏の記録を破るには「安定感、チャンス、バットに当てる能力」という「並外れたコンビネーションが必要とされる」とし、現代の野球において、その実現は難しさを増しているとの見解を示した。

記事ではさらに、イチロー氏の2004年を「マジカルシーズン」と銘打ち、同年に704打数を記録したことにも注目。これまで1シーズンで700打数を超えたのはイチロー氏を含め4人しかいないとし、イチロー氏を超えるには「700打数以上で3割7分3厘をマークすることが必要」と結論付けた。