ヤンキースは2月28日(日本時間3月1日)、かつてヤクルトなどでプレーしたヘンスリー・ミューレン氏(54)が打撃コーチ補佐に就任したと発表した。

オランダ領キュラソー出身の同氏は89年にヤンキースでデビュー。5年間在籍した後、94年にロッテと契約して来日し、95、96年にはヤクルトでプレーした。97年にエクスポズでメジャー復帰。ダイヤモンドバックスでプレーした98年以降はメキシカンリーグなどでプレーを続けた。

引退後はマイナーで指導し、10~19年にはジャイアンツで打撃コーチを務めた。WBCではオランダ代表を指揮。20年はメッツのベンチコーチを務めるも1年限りで退任した。

現役時代の通算成績は182試合で打率2割2分、15本塁打、53打点。NPBでは3年間で通算380試合に出場し、打率2割4分6厘、77本塁打、216打点。