エンゼルス大谷翔平投手(27)が米有力雑誌「TIME」の4月25日、5月2日号で初めて表紙を飾ることが7日、分かった。野球選手が表紙を飾ることは極めてまれ。日本人選手が米国版の表紙となるのは初めて。

表紙は紺のスーツに黒の革靴姿でグラブとボールを持っている写真が掲載。「It’s Sho-time」の大見出しとともに「大谷翔平を野球が必要としている」と紹介されている。

電子版には動画インタビューも掲載。投打二刀流について「長い歴史の中の1ページ。より印象に残る1ページになりたいと思っている。特殊なことをやっている性質上、いろいろ言われることは多いと思う」と話した。英語に関しては「野球をするのが仕事」とした。目標には「ワールドシリーズのチャンピオンになること」、「殿堂入りするような、それだけのパフォーマンスを長く続ける」と2つを掲げた。

大谷は昨年、テニスの大坂なおみとともに「世界で最も影響力のある100人」として「ICONS(象徴)」の部門で同誌に取り上げられていた。

日本人の野球選手では、イチロー(マリナーズ)松井秀喜(ヤンキース)がアジア版の表紙を飾ったことがある。