悪天候のため1日ずれ込んだ開幕戦が行われ、ヤンキースが65年ぶりのサヨナラ勝利を収めた。

エース右腕ゲリット・コール(31)と3年連続開幕投手を務める右腕ネーサン・イオバルディ(32)の投げ合いとなった試合は、レッドソックスが初回にいきなり3点を奪い、その裏にヤンキースが2点を返す予想外の打撃戦で始まった。だが2回以降は1点を争う攻防となり、8回にヤンキースが同点に追いつくと、延長戦に突入。タイブレークが採用されている10回に両チームが1点を入れ、延長戦は11回へ突入。レッドソックスが無失点に終わると、ヤンキースにトレードで移籍した1番ドナルドソンが無死二塁でサヨナラ中前打を放った。

ヤンキースが開幕戦でサヨナラ勝利するのは1957年のセネタース戦以来、球団史上6度目となる。

レッドソックスは7投手が継投したが、沢村拓一投手(34)の出番はなかった。