ロッテ佐々木朗希投手(20)の19奪三振を含む完全試合が米国に伝わってから2日がたつが、まだ興奮冷めやらず複数の大手メディアが佐々木特集を組んでいる。

11日付のニューヨーク・タイムズ電子版は「完全試合で27打者中19人を三振に切って取ったのは、野球史上で最高の試合の1つといわなければならないだろう」とし、米国でも完全試合が非常に希少となっていることを指摘し佐々木の偉業をたたえた。

ボストンのテレビ局NESNは、佐々木の完全試合が、セイバーメトリクスの父ビル・ジェームズ氏らが作った指標「ゲームスコア」で106を記録したことを紹介し「これは実に驚くべき数字だ」と指摘した。投手のパフォーマンスを評価するゲームスコアは、通常は1~100で評価され、80~90台なら「素晴らしい」という評価。100以上は異次元のレベルを示し非常にまれだという。