マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(48)が15日(日本時間16日)、本拠地開幕のアストロズ戦で始球式を行った。

映像で代名詞となった「レーザービーム」の強肩を披露した映像が流れ、10度のオールスター出場、日米通算4367安打という偉業をたたえられた。

マリナーズの背番号51をつけたユニホームでグラウンドに登場。マウンド上では肩をグルグル回した。捕手役を務めた有望株の新人、フリオ・ロドリゲス外野手(21)へ、ノーワインドアップから外角へ直球を投げ込んだ。48歳とは思えぬ、剛速球だった。投げ終えると、ロドリゲスと抱き合った。

観客席には「AREA51イチロー」と書かれたボードや、安打数を書いた「イチローメーター」も登場していた。