パイレーツ筒香嘉智内野手(30)が、今季初長打を放った。1点を追う5回2死満塁で迎えた第3打席。2球で追い込まれるも、ファウルで粘り、カウント1-2からの6球目、外角94マイル(約151キロ)のカットボールを左翼線にはじき返した。2者が生還する逆転の二塁打に、二塁ベース上でガッツポーズをみせた。

2回先頭の第1打席は二ゴロ。3回1死一、二塁の第2打席は甘く入ったツーシームを捉えた痛烈な打球だったが、一塁正面への打球となり、一→遊→一の併殺打だった。

この試合はカブス鈴木誠也外野手(27)と、そろってスタメンに名を連ねた。カブス鈴木は「2番DH」、筒香は「4番一塁」で出場。両軍はナ・リーグ中地区に所属し、試合前時点でカブスが3位、パイレーツは4位につけている。