エンゼルス大谷翔平投手(27)が放った適時打で、自身の背番号「17」の看板カードが落下するハプニングが起きた。

8回無死満塁の第4打席。2番手の右腕ホウクの初球を捉え、左翼にそびえる名物グリーン・モンスター直撃の適時打を放った。グリーン・モンスターに表示されるスコアボードには、両軍のチーム名「LAA(エンゼルス)」と「BOSTON(レッドソックス)」が掲げられており、その横には投手の背番号がそれぞれ埋め込まれていた。

大谷の打球は「LAA」の上部付近に当たり、その衝撃で背番号「17」のボードが落下。その後、球場の係員が設置し直し、元通りに「17」が掲げられた。

この日は「3番DH兼投手」で出場し、フェンウェイパークで先発投手が上位4番までの打順に入るのは、二刀流の元祖ベーブ・ルース以来、103年ぶり。7回無失点、11奪三振の力投で今季3勝目を挙げた大谷は、自らの適時打でも勝利をたぐり寄せ、メジャー最古の聖地で二刀流の本領を発揮した。

【レッドソックス戦 写真付き二刀流詳細】はこちら>>