エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH兼投手」で出場し、投手では6回2安打1失点、打者では4打数1安打1盗塁の結果だった。1点リードされた状態で投手交代となったが、8回に打線が同点とし、勝敗はつかなかった。

大谷の試合後の主な一問一答は以下の通り。

-登板を振り返って

球速的にもそんなに調子がいい感じではなかった。その割には粘れた方かなと思います。

-休養日は必要になるか

個人的にはそう思ってないですね。このまま出来ると思っていますし。ただ、もちろん自分の状態や成績もそうですけど、そこまで出なくてもいい状況なら使われないと思います。そこは監督によるかなと思います。

-6回。93マイルの直球を投げてから変化球が続いた

あんまり(球が)いかなそうな雰囲気があったので、打者の反応を見ながら。カーブもよかったですし、そっちの方が抑えられるかなと思っていきました。

-スプリットをあまり投げていなかったが、精度は

できれば投げ続けながら修正したかったんですけど、僕も含めて攻撃でなかなかチャンスを作れなかったので、もう1回、間違いが起きないように、球種を選びながら投げてました。

-試合終盤で追いついたり、ここ最近は負ける気がしないという感じか

いいピッチャーが出てきてもみんな、いけるような雰囲気があるのが今年、違うところじゃないかなと。去年までだと、なかなかそういう雰囲気にならなかったですけど、そこはチームとしてすごくいいところじゃないかなと思います。

-フォームに緩急をつけているように見えるが、下半身でリズムを変えているのか

リリースポイントもそうですし、1球種1球種、どういうふうなのがいいのか、バッターが嫌なのかな、僕もそうですけど、変えたりとか、今日はあんまりクイックを使わなかったですけど、ランナーいなくても使ったりしながら、そういうのを工夫しながら、やりたいと思ってます。

-体の使い方に緩急をつけながら

球種もそうですけど、なるべくデータも出るので、いらない球種も投げながら、管理しながら、全部出さないように、見せないようにとか、いろいろ考えながら投げたいなと思ってます。

-スライダーの時など、意図的に肘を下げている

それは、そうですね。わざとやってます。

-今年のボールは飛距離が出ないと。投手にしてみればプラス要素だが、握りやすさとかは

シーム(の高さは)は変わらないですね。なんか柔らかいな、ソフトだなっていう印象はありますけど、全体的にゴロを打たせるような感じのピッチングの方が、比較的いい数字が残る確率は高いと思いますね。

-盗塁の時、スライディングもあったが、股関節の不安は全くないか

まったくなくはないですけど、どうしようか迷いましたけど、8割ぐらいで走ってもセーフになる、95%以上、セーフになるような感覚があったので、1点を争ってましたし、あまり無理しない程度にはいきましたけど。

【動画】大谷翔平の切れ味鋭いカーブ>>