エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番投手」で敵地マウンドに上がり、6回2失点と好投も同点で降板。今季4勝目はならなかった。94球を投げて6回を6安打3四死球で2失点、奪三振7。防御率は2・82。

1回はボールが先行した。先頭ミラーに1ボールから強烈な中前打を運ばれ、2番セミエンはカウント3-1から左飛に打ち取るも、3番シーガーには四球で1死一、二塁。元巨人の4番J・ガルシアを遊飛、5番K・カルフーンを内角145キロのカットボールで空振り三振に封じ、ピンチを脱した。

5番ウォルシュの先制ソロの援護をもらった2回は、先頭の6番ハイムに1ストライクからの高めスライダーを中前に運ばれた。ただ、続く7番ローを遊ゴロ併殺に仕留め、8番イバネスは三ゴロ。この回は9球で終えた。

3回は最初の3者凡退。9番ホワイトを二ゴロ。2回り目の対戦となったミラー、セイメンを連続で空振り三振に封じた。

4回は先頭のシーガーに四球、K・カルフーンには死球で1死一、二塁のピンチ。続くハイムには初球100マイル(約161キロ)の直球を左前適時打にされ、1点を失った。

5回は先頭から連続空振り三振。2死からセミエンに中前打を許したが、続くシーガーを中飛に打ち取った。

6回は再び6番ハイムに捉えられた。1死からK・カルフーンの右翼フェンス直撃二塁打と暴投で三塁に走者を置き、ハイムに2打席連続適時打となる同点二塁打を左翼戦に落とされた。この日最速100・8マイル(約162・2キロ)など100マイル超え直球を3球投じ、ギアを上げたが、外角の82・1マイル(約132キロ)カーブを打たれた。後続の2人は中飛と三ゴロに抑えた。この回を終えてマウンドを降りた。