ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)がタイガース戦で今季20号ソロを放った。20本塁打はメジャートップでア・リーグ本塁打王争いでは2位のアルバレス(アストロズ)に6本差の独走状態。シーズン52試合目での20本到達は今季62本ペースで、ロジャー・マリスの61本塁打を抜く球団新記録ペースとなる。

1-0の3回2死無走者で、タイガースの先発右腕ロドリゲスの外角高め速球をとらえ右翼スタンドへ飛距離378フィート(約115メートル)の弾丸アーチ。この日は本拠地ヤンキースタジアムでジャッジの首振り人形が配布されるボブルヘッドデーとなっており、超満員のファンの前で大きな一打を披露した。

ジャッジは5月に打率3割1分1厘、12本塁打、25打点にマークしてこの日、5月の月間MVP受賞が発表された。6月に入っても勢いは衰えず、前日2日(日本時間3日)のエンゼルスとのダブルヘッダー第1試合では大谷翔平投手(27)から19号を放っており、2日連続の本塁打。メジャー一番乗りで20本塁打を放ったのは、52本塁打で本塁打王に輝いた2017年以来となる。