カージナルスのヤディエル・モリーナ捕手(39)が自身2度目の登板で、初の奪三振をマークした。

大差のついた8回に5番手で登板。先頭の7番メヒアに右前打された後の無死一塁、パレデスに対し初球はゆるいカーブで見逃しストライク、2球目もカーブで見逃しストライクを奪い、外角高めのチェンジアップで空振り三振を奪った。

その瞬間、右手で胸をたたいてから腕を天に向かって高く掲げ得意げなポーズ。今季同じく投手デビューを果たした同僚のアルバート・プホルス内野手(42)もベンチで大喜びした。

モリーナは5月22日のパイレーツ戦でメジャー19年目にして投手デビュー。そのときは1回を4安打4失点と打たれたが、この日は1回を2安打無失点、1三振に抑えた。防御率は18・00となった。

奪三振の瞬間は、投球分析家ピッチングニンジャもツイッターで投稿するなど、話題を集めた。

【動画】カージナルス・モリーナ、自身2度目の登板で初の奪三振

◆ピッチングニンジャ Youtubeやツイッターで有名な投球分析家ロブ・フリードマン氏のハンドルネーム。ツイッターアカウントはフォロワー数37万人超え。本職は弁護士だったがMLB公式サイトや専門局ESPNなどでも投球分析を行っており、野球界で最も優れたSNSアカウントとも呼ばれる。ダルビッシュ投手ら選手ともたびたび対談しており、対談動画も公開。彼の動画がきっかけでMLB球団と契約した選手もいる。