ナショナルズは13日、元エースで先発右腕のスティーブン・ストラスバーグ(33)が復帰から4日目で再び負傷者リスト(IL)に入ったと発表した。

2009年ドラフト全体1位で鳴り物入りで入団したストラスバーグは、メジャー3年目の12年に球宴に初選出され15勝をマーク。19年には18勝(6敗)で最多賞となりサイ・ヤング賞投票で自己ベストの5位得票。ワールドシリーズで2勝を挙げてMVPに輝きチームの世界一に貢献した。

だがその後はケガが続き、20年には右手の手術、昨年は胸郭出口の手術。リハビリのため今季は開幕からIL入りし、今月9日のマーリンズ戦で復帰登板したが5回途中まで7失点で黒星を喫した。14日(日本時間15日)に今季2度目の登板予定だったが、12日の投球練習で違和感を訴え、検査を受けたという。マルティネス監督は「最悪だ。彼は復帰を本当に喜んでいたからね。軽症であることを祈る」と話した。