エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH」で出場し、今季最長となる9試合連続安打をマークした。

4回1死の第2打席、右腕ゴンソリンの甘く入ってきた直球を捉え、右前にクリーンヒット。打球速度は114・4マイル(約184キロ)だった。これで6月4日のフィリーズ戦から続く連続安打を9試合とした。

その後、4番レンドンの打席で盗塁を試みたが、捕手スミスの好送球に阻まれ、タッチアウト。今季5度目の盗塁失敗となった。

第1打席は1回1死一塁、カウント2-2からの5球目、スプリットを捉えきれず、浅い左飛で凡退した。

第3打席は6回2死一塁、外角低めのスプリットを捉え、ピッチャー返しのゴロを放った。ゴンソリンのグラブをはじいたが、三塁手マンシーに捕球され、三ゴロに倒れた。

第4打席は2点ビハインドの9回1死一塁、守護神キンブレルのナックルカーブを捉え、右中間への二塁打を放った。1死二、三塁とチャンスを広げたが、後続が凡退し、完封負けを喫した。

大谷は4打数2安打で2試合連続のマルチ安打をマーク。打率は2割6分に上がった。チームは今季7度目の完封負けで連敗。29勝34敗で借金は5となった。