巨人やヤンキースで活躍した松井秀喜氏(48)が、ニューヨークの日米交流団体「ジャパン・ソサエティー」から表彰を受けたと、23日付のNBCニュース電子版が伝えた。今年は野球の日本伝来150周年に当たり、野球を通じて両国の交流に貢献したとして受賞した。

授賞式は21日にニューヨーク市内で行われ、元ヤンキースの監督ジョー・トーリ氏(81)から賞を授与された。授賞式には700人以上の関係者らが出席し、同市のエリク・アダム市長やロバート・ロドリゲス州総務長官も参加したという。

松井氏は恩師であるトーリ氏と巨人時代に監督だった長嶋茂雄氏(86)に対し「おふたりがいなければ、私は今日、この場にいませんでした」と謝辞。トーリ氏は「ヒデキ・マツイは2つの国の野球文化を代表する特別な存在の1人だ」と称賛を贈った。