ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(23)が28日、オールスター戦(7月19日・ロサンゼルス)前日のホームランダービーの出場を辞退したと北米メディアが伝えた。カナダのメディア「スポーツネット」のシー・ダビディ記者によると、5月に左手首を痛めているため大事を取っての決断で「今は手首の状態は問題ないが、念のため。ホームランダービーではあまりに多くのスイングをしなければならないので、再び痛めたくない」と話したという。

ゲレロは2019年のホームランダービーに出場し、優勝したメッツのピート・アロンソ内野手(27)に次ぐ2位に入った。昨年も出場を打診されたが悩んだ末に辞退している。

ホームランダービーは昨年、アロンソが2大会連続で優勝。エンゼルス大谷翔平投手(27)が初出場し、第1ラウンドでナショナルズのフアン・ソト外野手(23)に敗れた。今年は大谷の再挑戦となるか注目されるが、現在、正式に出場が決定した選手はまだいない。